Added Earin M2 First Look
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title: EARIN M-2 所見
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date: 2018-03-24 12:56:00 +09:00
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EARIN M-2は全体的に見てEARINの正統進化系と言って良い。
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タッチ操作による再生コントロールや通話中のアクティブノイズリダクション、イヤホンの左右を区別しないインターフェースは洗練されており使いやすい。
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一方で欠点が無いわけでは無い。EARIN M-2はいくつかの点においてストイックな使い方をユーザーに要求する。
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特にペアリングと、ペアリング後の内部挙動を理解することがスムーズな操作のために必要になってくる。そこで、バグ報告のついでにEARIN社から聞いた情報を書き留めておく。
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# EARIN M-2の接続フロー
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EARIN M-2の接続フローは以下の通りである。
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1. ケースからEARIN(単体)が取り出されると電源が入り、デバイスを探して接続する
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2. デバイスとの接続が完了すると、デバイスに他のEARINが既に接続されているかを確認する
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3. 既に他のEARINが接続されていた場合、自身の接続を解除し、既に接続されているEARINにNFMI(近距離磁界誘導)で接続し直し、以後クライアントとして振る舞う
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4. 他のEARINが接続されていなかった場合、マスターとして振る舞う。デバイスから送られてくる音声信号を、(もしクライアントが存在する場合)クライアントにNFMI経由でリレーする
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以上のフローを最初に実行するため、ケースから取り出したイヤホンを素早く両耳に装着した際に、最初片耳からしか音楽が聞こえないのは仕様である。NFMI接続が確立すると両耳から流れるようになる。
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ちなみに左右のイヤホンのどちらがマスターか知りたければ、音楽を再生しながら片方のイヤホンを耳から外すことでわかる。もし、まだつけている方のイヤホンの音楽が止まれば外した方がマスターであり、音楽が鳴り続けていたら耳につけている方がマスターである。
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# その他
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電力消費量が左右非対称なので、マスターのバッテリーが先に無くなる。その結果音楽が途切れるが、今までクライアントだったもう片方のイヤホンがすぐさまマスターとして振る舞うようになるので、片耳で音楽を聞き続ける猶予が少しだけある。
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現行品の不具合で、クライアントで再生される音楽に微細なホワイトノイズが乗っていることがある。今後修正されるかは未知数である。
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