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Yasuaki Uechi 9a9c2343d1
All checks were successful
continuous-integration/drone/push Build is passing
complete revamps
2022-12-24 03:20:02 +09:00

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Markdown

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title: デザイナーとしてOSSに貢献できること
date: 2017-12-26T15:24:00.000+00:00
redirect_from: "/blog/2017/12/27/oss-for-designers"
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GitHub で公開されている OSS に Pull-request を送るのが僕の趣味だ。
そのような Pull-request の中にはコードだけでは無く、時にロゴデザインが含まれていることもある。
## textlint
文章校正ツールである[textlint](https://textlint.github.io/)プロジェクトの例では、作者の azu 氏が[ロゴを募集している Issue](https://github.com/textlint/textlint/issues/56)を見かけ、[ちょっとしたアイディア](https://github.com/textlint/textlint/issues/56#issuecomment-160050653)をコメントしたことから始まった。
その後、[より詳細な検討](https://github.com/textlint/media/pull/1)を重ねた結果、僕がデザインした textlint のロゴが無事プロジェクトに受け入れられた。
このようにプロジェクトの作者が Issue 等でロゴを募集することは、実は思っているより一般的だ。WebAssembly のロゴも[公募のコンペティション](https://github.com/WebAssembly/design/issues/112)で決まっている。
一方で自らロゴの提案をすることもある。
## ⌘ 英かな
macOS のキーバインドを変更するアプリである[⌘ 英かな](https://ei-kana.appspot.com/)の例では、アイコンの改善案を思いつき、[Pull-request](https://github.com/iMasanari/cmd-eikana/pull/5)を送ったところ、驚くほどすぐにマージしてくれた。
## 結論
OSS コミュニティではコードだけでなくデザインワークに対してもオープンにコミットすることが出来る。
デザイナー諸氏は機会があれば興味のある OSS に貢献してみることをオススメする(実際 OSS 開発者の多くは、口にせずともクールなロゴが提案されることを心から待ち望んでいる!)